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2018.09.24 | 建築, 日常

山口県建物探訪。

先週末の日曜日と月曜日の2連休を利用して、山口県へ出かけてきました!

私も奥さんも初山口県です。

まずは、定番の錦帯橋へ。

夫婦共にカメラ好きなので、うろちょろしつつ沢山の写真を撮って歩きました!その中のベストショット、川に反射してとても綺麗でした!!

私の旅行の醍醐味の一つが有名な建築物を見て回ることでもあります。(奥さんは全然興味がない様ですが(^^;;)

錦帯橋を出て次の目的地は周南市立徳山駅前図書館です。

内藤廣さん設計の施設で市立図書館と蔦屋書店との駅直結の複合施設になっていました。

まだ、駅前は開発途中のようでしたが建物内部は落ち着いた雰囲気の町の開かれた図書館と言う出で立ちでした。車でも来ることができ、1時間は無料と言う所もとても良かったです。駐車場からも連絡通路で結ばれていて、わざわざ1階まで降りて入る必要の無いアプローチの仕方は利用する人にとって小さな事ではありますが、とても気を遣った作りになっていました!

こちらは、男子トイレのサインです。なんか可愛いですね!

併設されているスタバで少し休憩後、道の駅ソレーネ周南に寄り、お昼ご飯を食べました。

このソレーネ周南も内藤廣さん設計の施設です。ボックス型の施設の上をアーチ状の屋根で覆った建築物でした。近くの川にも降りる事が出来るように設計されており、私が行った時も子供が川に入って遊んでいました。周囲は、田畑が広がる田園地帯なので高さを抑えて設計されてるのかな?と感じることができる建築物でした。ひとつ残念なのは駐車場に侵入してからの進み方がイマイチ良く分からないのがこの施設を利用してみて思った事でした。

 

そこから、秋吉台展望台へ行き萩の宿へ。


次の日は、萩の町の観光へ。

松陰神社では松下村塾の見学をしたり、昔の民家のつくりを見ることができました。

礎石の上に直に束を立てて床を組み住宅を建てていることが分かります。床下は日本特有の湿気を逃がすため通気可能な作りをしているのは現代の日本の住宅に通じる所があります。

もちろん工法や基礎がコンクリートになったり大きく変わっていった部分もありますが、基本的な屋根の軒が大きくせり出して雨が降りかからないだとか、床下や屋根裏の通気を良くして腐らせない工夫だとか昔ながらの先人達の知恵が現代まで引き継がれているんだなと感じることができました!この時代の建具には障子と板戸があったのでしょうが、殆ど残ってはいませんでした。もしかするとあえて内部を観覧するために取り外しているのかもしれませんが、ちょっと残念でした。

松陰神社を出たあと奥さんは車で少し待ってもらい菊竹清訓さん設計の萩市庁舎、萩市民館と丹下健三さん設計の山口県立萩美術館・浦上記念館を急ぎ足で観て回りました。

特に萩市民館はシンボリックな建物で、とても目を惹く建物でした。

そこから、数分歩いた場所に萩美術館・浦上記念館があります。

御影石による、ファサードのデザインもスタイリッシュでした。今回は奥さんを待たせていたので、中には入らず周囲をぐるっと回って戻りました。

最後は角島を目指して出発です。

途中、ほうせんぐり海浜公園にあるRunning Green Projectと言う三分一博志さんの作品を観に寄りました。

その後角島大橋を渡り灯台まで行き、角島大橋と夕陽を撮って帰りました。

写真に建築に充実した2日間でした!

今度は下関とか門司港周辺に行ってみたいです。

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