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2022.05.06 | 日常

旧三井家下鴨別邸

とうとう連休が明けてしまいました。

まだ、お休み中の方は日頃の疲れを癒してください。今日からお仕事の方も力を抜いて頑張りましょう(笑)

わたしは、5月3日からの三連休だったのでコロナ対策を興じて大阪の奥さんの実家へ帰省していました。

2日目は、天気も良く下鴨神社の参道沿いにある旧三井家下鴨別邸を訪れました。妻のお義姉さんがお茶席の予約をしてくれていたので、茶席でゆっくりと落ち着いて茶菓子とお抹茶を頂きました。

お茶席の襖の引手が変わった形をしていたので、マジマジと見ていると、お茶菓子を持ってきて来れたおばちゃんが「これは竹のフシの部分を切って引き手にしているのよ。床の間の地袋の襖にも使われているので見てみてね」と教えてくれました。

年月は経っていたので、割れはありましたが竹を引き手に使う発想は無かったので、とても興味深い引手を発見しました。

障子の縦框が通常30ミリが一般的な所、見付が20ミリ程度しか無くかなり細身のもので意匠的にとてもスッキリしたデザインだなと感じました。ただ、強度や障子の貼る部分が少ない為、開け閉めが多い場所に使用すると直ぐに傷みそうな感じもしました。

照明がレトロで可愛いかったり。

このガラス戸の腰板は竹を編み込んだものらしく、あまり見たことがなかったです。

古い建物のデザインは観ていて勉強になることばかりです。

お抹茶も美味しくて、充実したGWを過ごす事ができました。

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