ゴールデンウィークも終わりました!
皆様はどこかお出かけされたでしょうか?
私は3日からお休みして、奥さんの実家の大阪に帰省してきました!
私が3日間で一番充実した日だったのが近江八幡にある「ラコリーナ近江八幡」です。
バウムクーヘンで有名な「たねや」グループさんのショップと本社がある所です!
まだ芝が生え揃ってないので軒先に少しだけ綺麗な緑が見えます。
ウェブサイトを観ると屋根全体が黄緑色の芝の色で覆われるので季節によって見える姿が変貌する建築と言えるかもしれませんね。
地中からモコモコと隆起してきたようなワクワクする建築です!!
私はやりませんが、今流行りのインスタ映えしそうな外観ですよね。
屋根に草が生えてテッペンに松が一本、加えて銅板葺の外壁屋根とくれば建築やアートが好きな方でしたら、建築家/建築史家の藤森照信さんかなと一発で即答できるかもしれませんね(^-^)
私も即答できました(笑)
駐車場から入って行くと上の写真が目に飛び込んできます。
まず、ユニークだと思ったのが建物のアプローチ方法です。ショップでは通常アプローチは直線で最短距離でと言う事が多いように思います。
ここは小径が何本かあり緩やかにカーブしてるんです。場所によっては人がすれ違うのがやっとという場所も。建物が一番映える場所に小径を設けているのかもしれませんね。
敢えて少し遠回りして建物を観ながらアプローチしてるのかも。
また、小径もタイルなどの人工物でなく土に近い色のコンクリート??のようなデザインになっていました。アプローチを照らす夜の照明のライトのフードも銅板色のもので覆われていて雰囲気を壊さない配慮がされていました。
上の写真のように小径が緩やかにカーブしているので建物と一緒に撮るとバランスが良くイイ画になりました!
上の写真のメインショップの軒下
↑エントランスドア、框の内側のガラスはステンドグラスの要領で繋ぎ合わされているようでした!
メインショップを抜けると正面に池が見えてきます。
本社の銅板葺の屋根?外壁?窓があるので外壁かもしれません。中はどうなってるんでしょう??果たして吹き抜けなのか部屋なのか?ラコリーナの作品集が出てましたが、買うかどうかは要検討です(¬_¬)建築の本っていいお値段しますからね。
流石に本社の中に一般の人は入れないのが残念です。
↑池の真ん中からぐるっと撮ってみました。
このデザインはバウムクーヘンの断面を想起させますね!面白いです。
最後にメインショップの中です。
トイレの中の鏡は塗り壁の中に埋め込まれています。ふと、「割れたら交換できないだろうなぁ」と思ってみたり。そもそも、トイレの鏡が割れる事はまずないでしょうけど。
間接照明綺麗だなぁと思ってみたり。床と壁の納まりは棒状の1/4円状のタイルを通してるなぁとか。
階段が気になってみたり。
人の列に驚愕したり。
最初、天井を見上げた時この黒いツブツブなんだろうと思いました。第一印象は砂利かと思ったのですが、よく見ると炭のようでした!炭を砕いて天井に接着していく作業は大変だったろうなと推測できます。
白の背景に歪な砕いた炭が散りばめられている様子は本当に綺麗でした!
天井を見て凄いなぁと思ったのは、村野藤吾さん設計の宝塚カトリック教会以来かもしれません。
焼き立てホヤホヤのバウムクーヘン凄く美味しく頂きました!!奥さんは丸かじりするくらい大好物なので満足してたみたいです。
ラコリーナへ行く際の注意点は休日は兎に角混みます。滋賀県はそれでなくても高速道路も混みますので渋滞の覚悟がないとでかけられません。
私達は大阪の奥さんの実家を7時過ぎに出てラコリーナには9時前に到着しました。開店直後という事もありスムーズに駐車できましたが、帰る頃の12時過ぎには駐車場への大渋滞が起こっていました。メインショップも開店直後に到着したにもかかわらず、バウムクーヘンの購入で行列が出来て約一時間。カフェで約一時間半くらいでしょうか。並ぶのは必須ですね。並ぶのが嫌な場合は平日がマシかもしれませんね。
私と奥さんとお義姉さんとお義母さんと4人で来ていたので分担して並びました。こんな時人数が多いのは良いです。
ラコリーナの次は近くにあるアウトレットへ寄って帰りました。
アウトレットの帰り道は勿論、名神は渋滞しているので下道で京滋バイパスの入り口から帰りました。
渋滞の大嫌いな私もなんとか踏ん張りました(笑)
それでも道中は大変ですが初の藤森照信さんの建築を観ることができて充実した一日になりました!
残りの日は奥さんが好きな「うさまる」と言うキャラクターのカフェや物販を見に梅田へ行ったり、買い物に着いてお出かけしてきました。