9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね、、、今年の岡山市は例年以上に35度近くの日があった気がします。作業場も扇風機を回しているものの、なかなか大変です、、、
さて、先日三連休に夏休みも兼ねて大分県に奥さんと行ってきました。
新幹線と特急を乗り継ぎ約3時間くらいで到着。宇佐神宮で有名な宇佐駅でレンタカーを借りて宇佐~別府~由布院をウロチョロしました。ついでにコロナ前にはよくしていた建物探訪もしてきました。
まずは宇佐神宮へ。9月の初めだというのにかなりの暑さで、駐車場から本殿へ参拝するだけでも汗だくでした。奥さんも、本殿へ参拝して途中の休憩所で休憩しないとまずいくらいの真っ赤な顔をしていました。休憩所は心地よい風が吹いていて、奥さんの顔が落ち着いてきた頃を見計らって駐車場に戻りました。
宇佐神宮の参拝作法は少し変わっていて二礼・四拍手・一礼と書かれており、とても不思議でした。そういえば出雲大社の作法と一緒だなぁ。関係は無いのかもしれないけれどちょっとだけ気になりました。お伊勢さんは二拍手だし格式高いところは独自の作法が存在するところが多い気がしますね。
宇佐神宮をあとにして、奥さんが気になっていたお米屋さんのソフトクリームを食べに宇佐神宮から車で5分くらいの所へ。人気のあるお店でテイクアウトのみの濃厚なソフトクリームを頂きました。暑い中参拝した後に食べるソフトクリームは最高に美味しかったです。暑さでソフトクリームの先端がぐにゃり(笑)それほど一日目の大分は暑かったです。
そこから、1日目の宿のある別府へ。
別府は地獄めぐりが有名で、観光客でごった返していました。海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄がひとまとまりで行けるので、初日はこの5つを回ることに。この中では一番見応えがあって、お土産屋もあって充実していたのが海地獄でした。一番最初に入ったので5つの中で最後に入れば良かったなぁと少し後悔(笑)再入場ができないのが少し残念でした。
そんな中、鬼石坊主地獄にあるトイレがとても恰好良かったです。
地面から盛り上がってきたような、鬼石坊主地獄にインスピレーションされてこのようなデザインになったのかは分かりませんが、とても気になったトイレでした!!まぁ、観光客の皆さんはこちらの建物には興味はないので誰一人として写真を撮っている人はいませんでしたが。
なぜかワニが、、、たくさん。温泉を利用してワニを育てているようです。
地獄温泉ミュージアムという施設で、建物的にも面白くカフェを利用しました。かなりの暑さでこのあたりから天気も晴れたり曇ったり雨が降ったりと連休中3日間変な天気が続いていきます。
2日目は残りの血の池地獄、竜巻地獄をめぐってお土産も買って、由布院へ移動し宿の近くを散策して終わりました。
最終日は由布院駅周辺から金鱗湖まで散策し、お土産も購入。
由布院駅は磯崎新さん設計の建築物です。由布院駅は利用していないため内部まではみていません。1990年竣工の建物だそうですが、黒色の落ち着きのあるシックな佇まいです。
その奥に写っているのが、由布市ツーリストインフォメーションセンターという建物。こちらは紙管などで災害があった時など簡易の間仕切りで支援されたり、2014年にはプリツカー賞を受賞された坂茂さんの建築です。時間が無くパッとしか見ることができなかったのが残念でした。おまけに写真を撮り忘れるといった失態、、、自分にがっかりです。次来るときはこれ目当てで立ち寄ってみたいなぁと思っています。
金鱗湖は温泉の温かい水が流れ込んでおり冬場には、朝靄がかかることで一躍有名になったそうです。近くには有名な旅館の亀の井別荘もあり、とても賑わっていました。
別府から由布院へ移動する前には、ラムネ温泉という施設へ。
建築好きの人ならこちらの外観を見ただけでわかる人が多いと思います。焼杉と漆喰の壁、そして銅板葺きの屋根のてっぺんに一本松。藤森照信さんの設計です。温泉利用はしませんでしたが、グッズ販売スペースを堪能しました。他の建築とは一味も二味も違う世界が広がっていて個人的に大好きな建築家の一人です。あと、ラムネ温泉のキャラが可愛いです!放し飼いの看板猫が4匹いるそうですが、私たちが訪れた時は2匹しか見かけなくて少し残念でした。人慣れした可愛いにゃんこでした。
2泊3日の旅で建築物に、猫に、温泉に、美味しいごはんにも出逢いとてもリフレッシュできた旅行でした!明日からまた仕事に精を出そうとおもいます!