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新築の建具を納めてきました(パートII)

先週末が桜の満開でした。そんな中お花見ではないですが、由加山へ健康祈願に行ってきました!!

長い長い階段を登って降りて行ってきました!暖かい日で桜も満開で、とても気持ちいい気候でした。

今週末は桜も散ってしまって葉桜になりつつあります。桜の季節は短いですね。桜が終われば新緑の季節。新緑の緑も一年の中で一番好きな時期です。楽しみです!

さて、2月末から続いていた納めラッシュの最後の現場を先日納めきりました!二世帯住宅の平屋です。

まずは、親世帯の建具たち。

親世帯への入り口。タモの框組で、ツインカーボを嵌めています。

扉の右前には、シナベニヤの天袋とエアコンの目隠しのタモのガラリを付けています。左側は書斎スペースに繋がる古建具の引き違い戸。こちらも施主様支給品を職人さんに嵌めてもらいました。

シナの突板のフラッシュ戸。バースの大手引き手を付けて。

キッチンの背面収納の引き違い戸と造作の引き出し三段。

トイレの引き込み戸。

空調の点検口。

欄間はお施主様の支給品(多分以前のお家にあったもの)を職人さんに削り合わせて嵌めてもらいました。

軸回しのボーズ襖の扉。

押し入れ襖とエアコンの目隠しガラリ。羽根の断面は長方形ではなく、両端を尖らせた空調の風が通りやすい形状に。これがなかなか手間のかかる代物で羽根を製作するだけでかなりの時間がかかっています。

三枚の引き込みボーズ襖。こちらも、反りとの闘いで納まるまでに苦労した所です。

子世帯のリビングへの入り口。こちらもタモの引き込み戸

ホワイトオーク板目の突板を使用した両開き戸。元請様のオリジナル手掛けを付けています。手掛けも突板もどちらも木目を繋げるように意識して製作しています。

ホワイトオークの柾目を使った地袋の扉。

リビングの続きの小上がりの和室コーナーとの仕切りの4枚片引戸。シナの突板のフラッシュ戸。

タモ格子戸。麻布を貼り納めています。

ここが、今回の一番苦労した(納期や色々な面で、、、)エアコン隠しの天井ガラリ。トガにて製作しました。ここが上手く一発で納まったときは凄く嬉しかったです!綺麗にハマりました!

キッチンの引き出しの前板。ナラのオリジナル手掛けを付けて。突板の木目やナラの手掛けも木目を繋げています。

ホワイトオークの柾目のフラッシュ戸。ナラの大手引き手を付けています。

タモのエアコン隠しのガラリ。

トイレ内の家具に扉を付けました。ホワイトオークの木目が繋がってとても綺麗に仕上がりました!

最後は、離れの建具とソファ下の引き出し。引き込み戸は吉野杉の框組戸で鍵の絡みで戸厚46ミリになりました。引き違い戸は外壁材と同材を支給頂いて、製作しました。戸厚が押さえ縁入れて64ミリとなりかなりゴツイ戸厚となっています。

ここの現場は昨年12月から始まりとても長かったです。なんとか全て納めきりました。長かった、、、、、、

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