とうとう12月に入ってしまいました!
今年も残すところあとわずかです。紅葉も見頃を終え落ち葉の所が多くなってきたのではないでしょうか?
今シーズンの冬の気温は聞く所によると暖冬傾向のようです。ただ、予報は予報なので当てにはなりませんが、冬らしく程々の寒さにはなって欲しいものです。今年の夏のように異常気象だけは勘弁してほしいですね。
さて、先日改修工事の現場に建具を吊り込みに行ってきました。
当初は職人さん一人でする予定でしたが、急遽私もお手伝いすることに。
レールをビス止めしたり、掃除したり重たいガラス戸を持つのを手伝ったりしました。
戸自身が重いガラス戸。ガラスは、アクリルやポリカーボネートなんかと比べると安価ですが、重量は比にならないくらい重たいです。ただ、建具の下に戸車が付いているので建具の開け閉めには重さを感じることはありません。とてもスムーズに開閉できます。
改修工事では築年数が経っているので柱や梁の直角が出ていない事が多く、採寸時に歪みを図り建具自身を歪めて制作します。要するに長方形で制作する所を平行四辺形に制作しておくと言うことです。そうすることで吊り込み時に柱にピタッと隙間ができない建具の完成です。
間境のフラッシュ戸。
地袋。
開き戸に、片引き戸。
階段下収納。
なんとか1日かけてすべて吊り込み終わりました。
私も作業場で制作するだけでなく現場でいろいろとお手伝いすることで、少しづついろいろな事を学んでいます。金物の付け方一つでも職人さんによってやり方が違っていたり新しい発見があるので作業場だけでは知ることができない事ばかりなのでおもしろいですよね!!
少しづつですが、見て触って聞いて自分の経験値を増やしていきたいと思います。
現在は12月中ごろに向けて2案件、建具の制作を進めています。
なんとか急ぎ完了できるように頑張らなくてはです!!