おはようございます。
ほんのちょっぴりですが、日に日に朝晩は涼しくなってきました。皆様の所ではいかがてしょうか?
今日で8月も終わりです。まだまだ、昼間は35度辺りの気温が続いている岡山市なのでご注意ください。
また、猛烈な台風21号が発生して近づいてきていますので、充分お気をつけください。
さて、何日か前から吊り込みをしている倉敷の現場が全ての建具と棚板が納まったので、撮影してました。
↑玄関地袋です。和紙っぽく見える襖紙を貼っています。引手はブラックチェリーと言う樹種を使用しています。
ブラックチェリーはカンナを通すとツヤがでて、木目も細くとても気品のある感じがする、樹でした。
4枚引き違いの障子と4枚引き込みの障子です!高さ2,200もある大きな腰付き大間障子です。最近の住宅では、和室を作るお施主様もかなり少なくなってきているので障子を納める現場も殆ど無くなってきています。和室があっても、既製品のフラッシュ戸で済ませることもあるようなので少し勿体ない気もします。
最近では、雑誌に載ってるようなモダンな障子のデザインもあるので、色々な場面で使える気がしますね!
建具屋さんも、もっともーっと、障子の綺麗さを皆様にお伝えできるように、日々精進していかなくてはいけません。
↑床の間と障子。
障子を全て解放するとLDKと和紙が同じ空間となり、かなり広さを感じられると思います。障子を閉めると人の気配は感じられるものの、プライバシーは守られる、フラッシュ戸には無い優れた特徴の一つですね。
↑押入れの開き戸です。
大手貼りはスプルース。襖紙の柄もとても、柔らかい印象を受け、可愛い建具に仕上がりました!