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2024.04.27 | ブログ, 日常, 建具

ガラリ

自宅のテレビボードです。数年前に製作しました。

が、このテレビボード使っているうちに欠点が出てきました。それが真ん中4枚の両開き戸の中に入っていますブルーレイレコーダーが動くと内部が暑くなってしまいます。

これは、改善しなきゃなぁと思って早や数年。全く手に付けなかったのですが、重い腰を上げてこの度改修してみました。

既存はオークの框戸に四方押えにてワーロン2ミリを入れていました。それでは、密閉が良すぎて排熱できないので、ガラリにしてみようと思い立ちどのように加工すればガラリが取りつけることができるだろうかと頭をひねりました。

通常ガラリを製作する場合、框に組む段階でガラリも一緒にホゾを取り框と一緒に羽根もくみ上げる方法がセオリーです。しかし今回は四方押えの加工を施しているので一緒に組み上げることはできません。そこで、四方押えに直接ホゾ穴を開けそこに羽根を差し込み四方押えに羽根を組み上げたものを框に入れ込むという方法を思いつき実行に。

これが、想定通りにうまく納めることができ良い感じに取り付けることができ、違和感のない仕様となりました。

ガラリがここまで上手くいくとは正直思っていませんでしたが、予想以上の出来栄えに満足です。

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