最近は仕事で色々と出かけることが多かったので、少しバテ気味の今日この頃です。
まずは下の写真を見てください
こちらの組子は通常の組子のようで違います。分かるでしょうか?
正解は、
よく見ると組子が編まれたように交互に通っていっているのが分かりますでしょうか?
通常の障子の組子は、
縦組子勝ちで通り、縦組子の下を横組子が通り抜けるということが障子のセオリーです。
もう一度見ます。障子の組子の木目を追っていくと下を通って次の所では上を通って組まれているのが分かるでしょうか?これを地獄組と呼ばれていたり、地域によっては千鳥格子とも呼ばれているみたいです。
千鳥格子と呼ばれている地域では、格子の交わるところに段差を付けてRに加工して、本当に木を編んでいるような見せ方をしていて、工芸品の世界です。
気になる方は「千鳥格子」で検索してみてくださいね。
組む時パズルをしているみたいで面白かったです!!