先週の金曜日に別枝大輔建築研究所の別枝さんに誘われて、(株)ADFアヤベさん主催の見学ツアーに参加してきました。
セントラルガラスの工場見学と先月綺麗になったらしいスガツネの大阪ショールームを訪問してきました。
ガラスの製作工程はなかなか興味深かったです。硅砂などガラスの原料を溶かす窯は地上より高い位置に設けられており、熱効率を考えて敢えて高い位置に設けられているんだとか。
窯の側を歩きましたがサウナのようにモワッとした熱気が立ち込めていました。
このような工場見学をしたことがありますがいつも思うことは殆ど人がいない事です。
渋滞で到着が遅れてガラスの製作工程の見学時間がお昼休みと被ってしまったこともあるのでしょうが、ガラスを溶かす所から乾かして清掃して冷やして切断してとほぼ自動でした。勿論、管理して最終的なキズなどの検査は人間がしているみたいですが製作過程では人はあまり見かけませんでした。
人がいたのは、1枚の大きなガラスから注文のあったサイズにカットして梱包したりと人間でしか細かくできない所でした。
今でこそ機械化されて安全性が確立されてきたのでしょうが、ひと昔前はかなり危険だったんだろうなと想像がつきます。
また、古い洋館などのガラスを見る機会がありますが今のように完全に透明ではなく歪みが入っていたりしますよね。(個人的には少し歪みがあるくらいの方が味があって好きなのですが)
機械化されたこそ今日の安定した透明なガラスが作られるようになったんだなぁと考えさせられました。
昼食のあとスガツネ(金物メーカー)のショールームに移動しました。
今回どうしても見たかったのが家具に取り付ける電源タップです。
今日から制作を始めた家具の天板に取り付ける予定です。
また、最近よく使うステーと言う金物や配線孔など新しい金物を中心に見て回りました。
そして、岡山に帰ってからは別枝さん達に誘って頂き食事へ。お酒を飲みながらお話を伺っているだけでも勉強になります。自分をもう少し変わらなきゃなぁと思いました。
色々な経験ができた充実した一日でした。