おはようございます!
今回はこれです、「陸王」!!
建具と全然関係ないじやんと思われる方もおられるでしょう、、、そう全然関係ないんです(笑)
趣味がカメラと読書しかない私にとって本を読むことはかなりのストレス発散になります!
ということで、この本がおもしろかったので少しご紹介したいと思います!
まずは、作者ですが池井戸潤さんです!
「半沢直樹」や「下町ロケット」、「民王」などドラマにもなっていてご存知の方も多いと思います。
どの小説も読みやすく活字が苦手な人でも手に取りやすい作家さんですね!
さて、パッと見「陸王」って言葉だけでは何のことか分かりませんよね(笑)
まずはネタばれしない程度にストーリーをお話すると、主人公は創業100年の足袋業者の社長。
その社長が新規事業として進めていくのが小説の帯にも書かれているランニングシューズの開発です。
足袋の縫製技術を取り入れ、ソール部分の開発に死蔵特許のおっさんを招いたり、
大手スポーツメーカーを利益至上主義に嫌気を刺して辞めたカリスマシューフィッターと出会い、アドバイスをもらって、怪我で苦しむマラソンランナーのために軽くて怪我のしにくいシューズ開発を進めていくお話です!
もちろん順調に進むわけではなく、ここではあえて書きませんがいくつかの障壁にぶつかります。
それを乗り越えてスカッとするのが池井戸作品の醍醐味ですよね(笑)
他に社長の息子が出てくるのですが、大学卒業して就職できず、小説の前半では面接を受けてもくる日もくる日も不合格通知ばかりで半ば投げやりになって家業を手伝ってミスの連発をします。
そんな息子が「陸王」の開発を手伝っていく中で成長していきます。これがなかなかの成長ぶりで、、、、
小説の最後のほうでこの息子が死蔵特許のおっさんに言われたことを思い出します。
「人生一度きりだぞ」
「好きなことをやれ。見栄張ってカッコつけて、本当に好きでもないことをする人生ほど後悔するものはない」
この言葉は小説の息子のみならず私の心にも響いてきました!
なんかカッコイイですよね!!
言葉には力があると言いますが、自分に言ってもらってるようで「よし!頑張ろう!」って元気がもらえました!
池井戸作品は「下町ロケット」と「下町ロケット_ガウディ計画」、「陸王」の3冊しか読んでないですがまた時間があれば他の作品も読んでみたいと思います。