ブログBlog

2024.01.31 | ブログ, 日常

熊野筆。

熊野筆と聞いて皆様は、何県の工芸品だと思われますか?

私は恥ずかしながら、和歌山県の熊野地方の筆かなと思っていました。この熊野筆の熊野は広島県安芸郡熊野町で作られる筆のことを指します。この地域から出て作られる筆は熊野筆とは名乗れないそうです。

さて先日のお休みに、奥さんが行ってみたいと言っていた熊野筆で有名な広島県へ行ってきました。工場見学と化粧筆(呼び方古いですかね😅)の筆作り体験をしてきました。メイクブラシが最近の呼び名かも、、、

広島県が隣県とは言え、岡山市内から高速で大体2時間半程度かかりました。遠いです、、、

今回体験させて頂いたのは、株式会社晃祐堂さんです。筆だと書道などに使う筆が有名ですが、体験した工場ではメイクブラシを主に作っているそうです。本社工場では今でも書道筆を作っているそうです。訪れた日は土曜日だったので働いておられる方もまばらでしたが、製作風景も見学でき凄く細かな作業工程があるんだなぁと勉強になりました。

右側が奥さんが作って、仕上げをしてもらった体験用のブラシです。ミニバラとまん丸と形があって使いやすそうとの事で奥さんはまん丸型を選んで作りました。左は購入したハートブラシだそうです。可愛いですよね。使い勝手も良いみたいで人気らしいです。

また、OEMとして某有名ブランドのブラシなどの製造もされているとお話しされていました。

こちらが、私が色を選んで作ったミニバラのブラシです。

私はお化粧しないので、カメラの掃除用として使うつもりです。この凹凸が綺麗に埃を落としてくれそうです!

工場見学とブラシ製作体験のあとは、熊野町にある筆の工房が一同に販売されている場所を訪れてみました。

町が運営している筆の里工房と言う場所で、ここでも奥さんは販売のお姉さんにアレコレ相談しながらメイクブラシを購入していました。メイクをしない私はメイクブラシの多さに驚愕しながら、ブラブラと書道筆や画筆、面白いものでは、お好みソースを塗るハケなんかも販売していました。さすが広島焼きのお好み焼きがあるだけあって、ソース専用のハケがあるのにはびっくりしました。

そのあと、少しだけ走ってアレイからすこじまという呉にある海上自衛隊の潜水艦の停泊している姿を観れる場所にも行ってきました。

この日は、思ったより停泊している潜水艦の数が少なくて残念でした。それでも、日没時には海上自衛隊の音楽?が鳴って自衛隊旗が降下され護衛艦に照明が灯されるところは、普段では感じることができない景色が観れて少し感動しました。

上の写真の真ん中にぽっかり空洞が空いている船は、調べてみると音響測定艦と呼ばれる護衛艦のようです。面白い船体をしていて、変わった形の船ですね。

今回は日帰りでの旅行でしたが、奥さんはブラシを私は潜水艦でとても充実したお休みとなりました。

久しぶりの遠出でしたが、日頃の疲れの息抜きになって良かったです!!

閉じる