少し前になりますが、障子と襖の張り替えをさせて頂きました♪( ´▽`)
賃貸らしいのですが純和風の邸宅です!
内装も凝った造りをされていて、きちんと庭が手入れさえされていれば料亭のような風情のあるお家でした(*´∀`*)
お預かりして持ち帰るのにトラックの荷台は障子でいっぱい(*’ω’*)
因みに、この障子は杉材で作られていました。
最近多いスプルースやノーブルに比べて軽くて、太陽光などの紫外線による変色(ヤケ)が比較的出にくいと言う特徴があります。
また、よく見てみるとこの障子はかなり技術の高い建具職人さんが手間のかかる納め方されているのが見てとれます!
その一つが組子です。組子とは障子の桟の事です!下の写真が拡大した写真です!
写真を見てもらうと分かるように、横の組子と縦の組子が同面に納められていて尚且つ、組子の面を取るというかなり手間のかかる仕様となっています(*’ω’*)純和風の邸宅なので障子のグレードもこれくらいのものでないと浮いてしまいそうですね
このような納め方を「組子腰」と呼ばれています!
一般的な納まりは「面散り」といいます。
悲しいことですが、最近は予算もあるので、今回のようなグレードの障子は作ることはほとんど無くなってきました。
なので、今回の障子は見て色々学ぶことが多かったです!