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2021.04.16 | 建具

空間に納まるという事。

桜の季節も終わり、少しずつ”暖かい”から”暑い”に変わりつつあります。まだ身体を動かしている時にしか”暑い”は感じられませんが少しずつ季節が変わってきている実感があります。

よく、新築の現場に建具が納まるとパッと雰囲気が出てくると言うお言葉を頂戴する事があります。既製品の建具の場合は大工さんなどが取り付ける事が多いです。大工さんが取り付ける場合はその表現が出てくる事は無いのかもしれませんが、弊社の様な建具店が作る木製建具のある現場では最後の最後の方の納まりになります。その為、それまで開放されていた空間が木製建具がつく事で引き締まった空間に変わってその様に感じられるのかもしれません。

どちらにしても、木製建具を見て色々な感じ方をして頂けると言う事は、とても嬉しい事です♪建具屋さん冥利につきます。

普段の生活では地味な木製建具ですが、手触りだったり雰囲気だったり、少し気にしてみる事で新しい発見があるかもしれません。

さて、週末納め予定の建具の最後の仕上げをしました。

建具の大きさの確認は勿論、金物の確認をしました。最後に表面に付いたボンドの汚れを綺麗に拭きあげて搬入の準備をしました。前日に現場に入れさせて貰う予定にしています。

全て滞りなく納まるまで、今からドキドキです!!

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