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2020.03.03 | 建築

最近考えること。

おはようございます!

もう、3月に入ってしまいました。早いですね。

ここ最近は、日中も暖かく上着が必要ない日も増えてきています。梅の花もそろそろ満開になってくる季節ですね!楽しみです!

さて最近、考えることは近い将来、綺麗で質の良い木材は少なくなっていくんだろうなと。

材木屋さんや突板屋さんと少し話す機会もあるのですが、物によっては似た種類の材になることも。見た目は殆ど違いはないのですが、昔のように綺麗な材を確保しにくいようです。

日本の場合は海外と違って数十年たった住宅に価値が無いので、更地にして新たに住宅を建て替える事が殆ど。古い住宅には、質の良い木材で製作した建具があったり、ガラスなんかも今では製造されてないレトロなものがあったりします。それがゴミとなってしまうのは勿体ない気がします。

日本人と外国人では、考え方、気候風土が違うので一概には言えませんが、海外のように百何十年も住み続ける住宅が日本には、少ないのが残念です。古い住宅は維持費が膨大にかかるので仕方ない部分もあるようです。

古い木建具を神社やお寺などで見ると、木材も良い物(私には価値までは分かりません、、、)で、制作時期は昭和に入ってなのか、それ以前なのか不明ですが、目の通っている綺麗な木材で製作されている事が殆どです。

そういえば、奈良の法隆寺には日本最古の木建具が残っています。(正確には昭和の大修理の際に火災で焼損し、貼り合わせて一枚の扉にしている物が残っているようです!)

法隆寺には小学校の修学旅行以来一度も訪れていないので、近いうちにもう一度訪れてみたいなぁ。

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